どうも元大雑把SEヤスユキです。
今回は仕事においての意見の重要性を書いていきます。相手の意見をひたすら肯定することは正しくないです。もちろんあなた自身の考えも同様であれば、肯定しましょう。もし違う場合、ただやみくもに否定するのではなく、少しでも疑問に思うこと、考えていることがあればそれを意見として発信していくべきではないかという記事になります。
この記事は僕個人の意見として、見ていただいて参考になる方、参考にならなくてもこんな考えがあるんだという視点で見ていただきたいです。
始めに伝えておきたいのは、自分の考えは意見として、相手に伝えるべきである。自分の口、もしくは文章などで伝えていない考えは意見とは呼びません。また、人がいればそれぞれ意見を持っているということを理解してください。
仕事以外(プライベート)においての意見
仕事における意見について書いていく前に、プライベートでの意見について考えていきます。
プライベートの場合は、意見を言うというより、相手の意見に合わせること、つまり否定せず肯定することの方が多いのではないでしょうか?
もちろん人によって変わるとは思いますが、ここでは僕の場合を書いていきます。
プライベートにおいて、相手の意見があるのであれば流されるままの方が多いかもしれません。なぜかというとその意見が大きく間違っていることはほとんどないからです。また、間違っていたとしても不利益になるようなことはほとんどないからです。
どこ行こうか?どこに食べに行こうか?といったようなもので、仮に行ったお店が営業していなかった。食べに行った場所のごはんが口に合わなかったというようなことはあるでしょう。
でも、それはそれで話のネタになるので、プラスに考えることもできますし、行きたいとこがある場合は、伝えてみようとは思うでしょう。
何が言いたかったかというと、プライベートにおいては人間関係を重視して、無理して意見を否定しなくてもそこまで問題はありません。
仕事において肯定だけ続けると何が問題?
それでは、プライベート同様に仕事も相手の意見を肯定し続けると何が問題になるのか?相手の意見だけを肯定することで、意見する側である主に上司や取引先の人間は仕事がしやすいかもしれません。日本に多いイエスマンだらけなのだから、意見している側の人間が常に正しいように錯覚してしまいます。
そんなことは絶対にあり得ないことなのにも関わらずです。
もし、間違った方向に進んだ時も誰も否定しないということは、間違っていることに気づかずそのまま突き進んでいくことになります。
こうなった時に困るのは、正しいと思うものがあるあなたであるのにその正しい方向に進んでいかないことによるストレスが溜まります。他にも、周りへの愚痴ややる気の低下が起こり、あなた自身の仕事における評価も低くなる可能性があります。
仕事における評価が低くなることについて、もう一つあります。あなたは何かをちゃんと考えているつもりでも、意見をしないと何も伝わりません。そうなると「こいつは何も考えていない」とか思われたり、会議や打ち合わせの場においても意見をしないのであれば特に同席する必要はないとか、同席したとしても話の内容を記録するために議事録を書くような仕事だけ任されるかもしれません。
あなたは正しいのに、そのように人から思われてしまうのは面白くないでしょう。
そう思うのであれば、やりかたを変えていくべきです。
考え方は十人十色であることを念頭に
意見をしないといけないのはわかっても、意見することを恐れている人もいると思っているからではないでしょうか。
最初に伝えておきますが、仕事においては、学生時代のテストのようにこれが正解です。というような1つの回答は基本的にありません。社内の事務処理などで決まった作業ではない限りは、
意見を発信しやすくするための考え方は、
- 仕事において正解は1つではない
- みんなそれぞれ違う考えを持っている
この2つを念頭に置いておくとよいでしょう。
仕事において正解は1つではないのです。なるべく最適な答えを見つけるために多くの意見を取り入れる必要があります。そのために会議や打ち合わせの場を設けていろんな意見を取り入れているかと思います。このことは社会人であれば理解しているはずです。
みんなそれぞれ違う考えを持っていることを理解しておけば、意見をすることは何も怖くないことがわかるでしょう。100人集まっているのに、みんな意見が同じことなんてありますか?もし、あるのであれば、人の意見を聞く必要はないでしょうし、国会議員を誰がやろうとどうでもいいでしょう。なぜなら、みんな同じ考えであるのならば、だれがやろうとやることは同じです。
でも、それが違うことはきっと小学生でもわかるでしょう。
だってそうでしょう。人それぞれ意見がないと何も面白いものは生まれないはずです。人がアイデアでものを生み出すときは、これがあると便利だと思うとか、これがあると誰かが喜ぶのではないかとかそんな考えがあるはずです。
同じ考えの人間だけでは、世の中の役に立つものは作られませんし、なによりも仕事する意味もないと思うのです。
こう思えばあなたも少しは意見を言いやすくなるのではないでしょうか
積極的に意見を発信するための注意
ここまででお伝えしてきた通り、仕事において積極的に意見を発信するのは大事なことなのですが、ただやみくもに意見を発信するのはNGです。
意見を言うときは必ずセットで、その意見を言った考えを説明しましょう。ここで、なんとなくはダメです。
そのように発言したのには、必ず理由があるはずです。どちらかというと意見そのものよりその考えに至った経緯を参考にすることもあります。
考えのない意見は、仕事においては意見とはいいません。こう感じたからとか、ここが気になったとあなた自身の本音でいいので、その意見を発した経緯を説明できるようにしておきましょう。
逆に意見をもらえない場合はどうすればいい?
このように思うのは、あなたが上司であったりまとめ役の人ではないでしょうか?もし、周りから積極的に意見をもらえない場合は、あなた自身をよく知らずに怖がられていることや信頼関係の構築が足りない可能性があります。
もし、意見をもらえない場合は、普段の業務でたまに雑談交じりで仕事の会話をしてみるといいかもしれません。そうすることでこんな内容を言ってもいいのかと思っているような意見なんかが聞けて、仕事において小さな気づきを得ることができるかもしれません。
少しでも意見を取り入れて仕事での成果をよりいいものにできるでしょう。また、各々が働きやすい環境だと感じてやる気の満ちた職場になるでしょう。
まとめ
本記事をまとめますと、
- プライベートと仕事では意見の重要性が違う
- 仕事の正解は1つじゃない
- 人の数だけ異なる意見がある
- 意見と理由はセットで発信する
- 意見をもらえない場合は、信頼関係が足りない
ここまでお読みいただけたのであれば、あなたも仕事における意見の重要性を理解していただいたと思います。
ぜひ、思ったことや感じることがあれば意見をしましょう。もちろん理由もセットで
今回は以上となります。最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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