本記事では、「設定ページの表示」のグループポリシーとレジストリを紹介します。
グループポリシーの設定箇所
グループポリシーを設定する時は、以下の場所から設定します。
※ユーザーの構成とコンピューターの構成の2箇所で設定可能です。
[ユーザーの構成] – [管理用テンプレート] – [コントロールパネル] – [設定ページの表示]
[コンピューターの構成] – [管理用テンプレート] – [コントロールパネル] – [設定ページの表示]
グループポリシーの説明
システム設定アプリで表示または非表示にするページの一覧を指定します。
このポリシーを使用すると、管理者は特定のページ セットをシステム設定アプリからブロックできます。ブロックされたページはアプリに表示されず、カテゴリ内のすべてのページがブロックされた場合、そのカテゴリも非表示になります。URI、エクスプローラーのコンテキスト メニュー、またはその他の方法を使用して、ブロックされたページに直接移動した場合は、代わりに設定のフロント ページが表示されます。
このポリシーには 2 つのモードがあります: 表示する設定ページの一覧か、非表示にするページの一覧を指定できます。表示するページの一覧を指定する場合は、ポリシー文字列の先頭を “showonly:” (引用符なし) にし、非表示にするページの一覧を指定する場合は、先頭を “hide:” にする必要があります。showonly リスト内のページが他の理由 (ハードウェア デバイスが見つからないなど) によって普段から非表示になる場合、このポリシーによってそのページが強制的に表示されることはありません。この後、設定ページの識別子をセミコロンで区切ったリストをポリシー文字列に含める必要があります。設定ページの識別子とは、そのページの公開済み URI から、”ms-settings:” のプロトコル部分を除いたものです。
例: 詳細情報ページと Bluetooth ページ (それぞれの URI は ms-settings:about と ms-settings:bluetooth) だけが表示され、その他すべてのページは非表示になるように指定する場合:
showonly:about;bluetooth
例: Bluetooth ページ (URI は ms-settings:bluetooth) だけが表示され、その他すべてのページは非表示になるように指定する場合:
hide:bluetooth
ユーザーごとのサポートを利用できるかどうかについては、こちらを参照してください: https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2102995
該当のレジストリ
レジストリから設定する時は、以下の場所から設定します。
※ユーザーの構成とコンピューターの構成の2箇所で設定可能です。
ユーザー毎のレジストリ
HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer!SettingsPageVisibility
コンピューター毎のレジストリ
HKLM\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer!SettingsPageVisibility
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